とうもろこしが店頭に並ぶようになりました。
とうもろこしは15世紀にコロンブスがスペインから持ち帰ったことで、急速にヨーロッパに広がり、日本へは
安土桃山時代にポルトガル人によってもたらされました。
このとうもろこしの主成分はデンプンですが、胚芽の部分にはビタミンB1、B2、E、脂肪が多く含まれています。
便秘解消と身体のむくみをとってくれるという効果もあります。
調理方法としては、茹でる・蒸す・電子レンジで加熱するといろいろありますが、調理法ごとにとうもろこしの糖分
を比較してみても、大差ありません。
なぜならとうもろこしは「種」だから。
一粒一粒の皮がとても丈夫であるため、中にあるうまみや栄養を外に流出させないからです。
甘さに違いがないのなら、食感はどうでしょうか。「粒がぷっくりとふくれ、噛んだときがジューシー」という状態が、
美味しく感じる時です。
茹で方は「とうもろこしは水にいれて茹でる」ことです。そうすることで、粒の中に水を吸わせ、たっぷりの水でデン
プンを糊化させることができます。
以前の品種はデンプンが多く、十分に加熱しないとお腹をこわす可能性がありました。
しかし、現在は品種改良が進み、デンプンが少なく糖が多いものが主流となっています。
そのため、加熱時間を長くすると、逆に食感がやわらかくなり、みずみずしさを失ってしまうのです。
調理方法は、鍋に水を入れたら、すぐにとうもろこしを入れ火に欠けます。沸騰後3~5分茹でればできあがりです。