広辞苑では「おめざ=子供が目を覚ました時に与える菓子のたぐい」となっています。
そもそもは、朝の血糖値を上げ、成長を補うものだったのですが、
今は「成人が楽しむ朝一の甘味もの」を指しています。
深夜まで仕事をする人、夕食の時間が遅い人、酒席が夜な夜な欠かせない人などは、
朝食のご飯やみそ汁、納豆などの定番朝食は胃が受付けてくれません。
脳のエネルギー源となって脳を動かすのはブドウ糖であり、
そのもととなるのはデンプン質や砂糖などの糖質です。
人間の血糖値は起床時は下がっているため、血糖値を上げる必要があります。
つまり、朝の「おめざ」は脳にとってはかなり有効なことといえるのです。