パンはさまざまな種類がありますが、朝食の定番である食パンは、なぜ「食」がつくのでしょうか。
パンは消しゴムの材料である天然ゴムが発見される前には、字を消す道具として使われていました。
当時の人々は時を消すためのパンを「消しパン」、食用のパンを「食パン」と呼んでいました。
消しパンは小麦粉を練っただけのパンです。
美術などの分野で、木炭デッサンをするときには、消しパンを使って消していました。
ちなみに現在の食パンは油分が入っているため、消しゴム代わりには使えません。
また、消しゴムとしてのパンが作られるということもありません。
もう一説には、明治時代の初期に外国人の主食用のパンを言い表しているという解釈もあります。
※おいしく食パンをトーストするこつは、トースターをあらかじめ温めてから食パンをいれること。
食パンをいれてからスイッチを入れると、トースターが温まるまでに、パンが徐々に熱を受けて、水分が飛んで
しまい、パサパサになってしまいます。
またトーストしたパンは、まだ水分の蒸発が進行しているため、冷たいお皿に乗せるとトーストが霧を吸って
ふにゃふにゃになってしまいます。
トーストをする際にお皿を上にのせて温めておくといいです。