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食べてすぐ寝ると牛になる

松尾芭蕉の弟子、各務支考の句

牛は草を食べた後に、食べたものを口の中に戻して、再び噛み直しています。

 

これを反芻(はんすう)といいます。

 

この過程を繰り返すことで食物を消化していくのですが、人間側からすれば、行儀のいいことで

 

はないと見えるようです。

 

食事をした後に、すぐ横になったり、眠ったりするのは行儀が悪いので、そのことをいましめた

 

言葉です。

 

松尾芭蕉の弟子、各務支考(かがみしこう)※ の句からきています。

 

健康作りには

 

  ① 睡眠

 

 ②バランスのとれた食事

 

 ③運動

 

 ④ストレス解消

 

 などの様々な要素があります。 

 

食後にすぐ寝ることは果たして悪いことなのかというとそうではありません。

 

食べ物が胃腸に入ると、よく消化・吸収するために血液が内臓に多く集まります。

 

食後にすぐ運動をすると、筋肉に多くの血液が流れて行ってしまいます。

 

そうすると運動することで消化に必要な血液が不足してしまいます。

 

また運動を行うことで交感神経の働きが活発になり、胃の動や胃液の分泌が低下してしまうのです。

 

「食べてすぐ寝ると牛になる」は、日本の礼儀を重んじる心から言われてきた言葉なのです。

 

食後は消化機能を助けるために、少なくとも30分から1時間ほど休息をとって体を休ませることが

 

大切なのです。

 

 

 

※各務 支考(かがみ しこう 寛文5年(1665年) - 享保16年2月7日(1731年3月14日))は、江戸時代前期の俳諧師。蕉門十哲の一人。