大根役者

大根とともに食べると食当たりをしにくくなる

大根は春の七草の1つ「すずしろ」としても知られ、日本人にとって昔からなじみ深い野菜です。

大根は江戸時代に品種改良が進み、元禄のころにまとめられた『農業全書』にはいくつもの種類が出てきます。

練馬大根は長くて身が締まっているのでタクアン向け、亀戸大根は細くて肉質が緻密であり、葉も食べられます。


●保存方

 葉付きのものはすぐに葉を切り落として新聞かラップに包んで、立てた状態で冷蔵庫の野菜室に入れます。

 またすりおろして水気を切り、ラップにうすく伸ばして包み、保存容器に入れれば冷凍することもできます。

 葉はすぐしおれるため、その日のうちに調理します。


●栄養

 ナトリウムの排出を促進するカリウムが比較的多く含まれているため、高血圧や動脈硬化、脳梗塞などの予防に
 
 効果ができます。

 また胃腸にもやさしく、お酒を飲む際には大根やタクアンをいっしょにつまむとアルコールによる負担をやわらげて
 
 くれます。


●大根役者

 傷みやすい食材は、大根とともに食べると食当たりをしにくくなります。

 そこから芝居の下手な役者のことを「当たらない」(=ブレイクしない)「大根役者」と称しました。